山梨県でおすすめの観光スポットで、歴史を学べる場所があるのをご存知ですか?
昭和町の風土伝承館杉浦醫院は、山梨県の歴史を学ぶのにぴったりのスポットです。
風土伝承館杉浦醫院の歴史や、恐れられていた地方病などをご紹介していきます。
施設の概要や交通アクセス、見学方法も見ていきましょう。
山梨県昭和町にある風土伝承館杉浦醫院とは 地方病などの歴史を学べる
昭和町の風土伝承館杉浦醫院は、山梨県の地方病の歴史を学べる資料館です。
地方病とは、日本住血吸虫が人をふくむ哺乳類に寄生することでおこる病気です。
山梨県をはじめとして、茨城県や広島県など限られた地域で発祥した風土病と言われていました。
この地方病を100年以上の歳月をかけて治療した歴史を知ることができるのが、昭和町の風土伝承館杉浦醫院です。
地方病の治療をおこなった病院と庭園、車庫や温室などを公開しています。
多くの人々を苦しめた地方病の終息にいたるまでの足跡を記録する、貴重な資料館となっています。
山梨県昭和町にある風土伝承館杉浦醫院とは 見学やアクセス方法
昭和町の風土伝承館杉浦醫院には、庭園と資料館やギャラリーがあります。
庭園の散策のみであれば、予約せず無料で見学することができます。
ガイドつきの見学会もおこなっており、庭園から医院棟、ギャラリーまですべてを見学させてもらえます。
ガイドつき見学会には入館料が必要で、大学生・一般が200円、小中高生が100円となっています。
開館時間は午前9時半から午後4時半までとなっていて、最終受付は午後4時です。
土曜日、祝日、年末年始以外は開館しています。
事前にホームページから見学申込書をダウンロードして記入のうえ、ファックスで申し込みができます。
見学時間は60分ほどとなり、映像鑑賞も希望する場合は90分ほどの予定となっています。
昭和町の風土伝承館杉浦醫院の交通アクセスは、中央本線甲府駅からタクシーで15分、JR身延線国母駅から5分となっています。
中央自動車道甲府昭和ICからも近く駐車場も完備しているので、車でのアクセスが便利です。
まとめ
山梨県の昭和町にある風土伝承館杉浦醫院では、人々を苦しめた地方病の治療の足跡が残る資料館だとわかりました。
地方病の終息までの過程は現代の医療につながる貴重なものであり、その歴史を学べる施設があるというのは素晴らしいことですね。
ぜひ一度、山梨県の昭和町風土伝承館杉浦醫院で地方病の歴史を学んでみてはいかがでしょうか。