美容室の開業をお考えの方のなかには、テナント物件の選び方に悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。
テナント物件の立地や、内装、外装はお店の売り上げにも影響を与えるので、慎重に決めていきたいですよね。
そこで今回は、美容室開業にあたりテナント物件の選び方や、居抜き物件がおすすめの理由、美容室開業にあたりテナント物件を探す際の注意点も解説します。
美容室開業にあたりテナント物件の選び方について
美容室開業にあたりテナント物件の選び方にもいろいろありますが、「立地条件」「家賃と予算」といった面から選ぶと良いでしょう。
まず、重要になってくるのが「立地条件」で、周囲の競合店や利便性など、集客に影響しそうな条件を把握しておく必要があります。
駅に近い場所であれば、人通りが多く集客が見込めますが、競合店が増え、賃料は高くなる傾向にあるため、集客とコストのバランスを見ることも大切でしょう。
また、前述したように立地条件とも関連しますが、家賃は毎月発生するものなので、資金繰りが上手くいかなくては経営に支障が出てしまいます。
とくに、開業したばかりだと、既存のお客さんがあまりいないため、収入が不安定な可能性が高いため、初期費用や家賃など費用を抑えられる物件を選択すると良いでしょう。
居抜き物件がおすすめの理由
居抜き物件とは、前テナントが利用していた内装や設備を利用できる物件で、出店の工事費用を削減することができるので、費用を抑えるためにはおすすめです。
また、前述したような特徴があるため、開店までの期間も短く済む場合が多く、費用を抑えたい方だけでなく、オープン期間を短縮したい方に向いている選択肢です。
ただし、居抜き物件の場合契約時に、前テナントから内装や設備を買い取るため「造作譲渡料」が発生します。
なお、前テナントから店舗を引き継ぐので、店内のレイアウトの自由度が高くないことにくわえ、全テナントのイメージや評判も引きずる可能性もあります。
テナント物件を探す際の注意点
美容室の開業にあたりテナント物件を探す際の注意点として、「周辺環境」「利用できる設備の状態」が挙げられます。
まず、テナントの周辺を実際に歩いてみて、通行量やアクセスのしやすさを確認することをおすすめします。
アクセスがしやすく、人通りが多いほうが集客効果は高いといえますが、お店がターゲットとしている属性なども考慮して考えましょう。
また、居抜き物件を利用する場合は、利用できる設備がどのような状態であるのか確認することが重要です。
なお、設備が劣化、使えない状態などの場合には、修理や新設の必要があるため、予定外の費用がかさんでしまう可能性があります。
まとめ
美容室開業にあたりテナント物件の選び方として「立地条件」「家賃と予算」といった面から選ぶ方法があります。
また、前テナントが利用していた内装や設備を利用できる居抜き物件は、費用を抑えるためにはおすすめです。
なお、「周辺環境」「利用できる設備の状態」に注意して、テナント物件を探すと良いでしょう。
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