賃貸管理は建物や設備の維持、入居者の入居から退去までの手続きがありますが、その他に賃貸物件に関するトラブルの対処も大切な業務です。
6月から10月にかけて、蜂の巣に関するトラブルが起きやすい傾向にあります。
蜂の巣が見つかったときに誰が対応しなければならないのか、業者へ依頼した場合の料金の相場をご案内します。
賃貸管理物件に蜂の巣が発生したときの対応は誰
一般的に、どの場所に巣が作られたのかによって、巣の駆除をおこなう責務が生じるのが誰なのかが変わっていきます。
集合住宅では共用部分と専有部分の2つに分けられますので、一つずつ見ていきましょう。
共用部分
入居者の方全員が使用される部分であり、エントランスホールやエレベーター、階段、ゴミ捨て場が例として挙げられるでしょう。
共用部分のトラブルはアパートを管理する管理者が責任をもって対応すべきと民法で定められています。
したがって、共用部分に巣ができた際は管理会社が対処しなければならないのがほとんどです。
専有部分
ベランダや窓、専用の庭などの専有部分に巣が出来た際は、賃貸管理物件の入居者が駆除する場合が多いです。
入居者は賃借した部分の維持と管理をする義務があり、巣が作られないように対策するのも維持管理の1つだと判断されてしまうからです。
管理会社や大家さんによっては、業者で駆除してもらった際の料金の一部を負担していただける場合もあります。
賃貸管理物件に蜂の巣を駆除業者で対応するときの料金の相場
蜂の巣の駆除は命の危険がありますので、蜂の駆除業者へ依頼すれば安全です。
蜂駆除の専門業者へ依頼した際の料金は1万円で、内訳は作業料金と出張料金です。
蜂の種類によって費用の相場が異なります。
●ミツバチ:8,000円〜3万円
●アシナガバチ:8,000円〜2万円
●スズメバチ:1万2,000円〜4万円
屋根裏や床下に巣が作られてしまうと、壁や床の板の取り外しが必要であり、工事費用がさらに上乗せされます。
スズメバチの巣は最大1mまで大きくなり、大きくなればなるほど完全に駆除されるまでに時間がかかってしまい、料金もさらに高くなります。
駆除費用を抑えたい方は早めに駆除依頼をしましょう。
まとめ
賃貸管理をしていた物件で蜂の巣が見つかったとき、集合住宅の共用部分は管理会社が、専有部分は入居者が対応しなければならないとご案内しました。
自力で巣を駆除するのか、駆除専門の業者へ依頼するのかは巣の状態を見て判断しましょう。
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