山梨県というと富士山もあり、雪が沢山降るイメージがあります。
昭和町周辺の気候特性と、今まで寒いエリアに住んでいなかった人が引っ越してきて起こしやすい冬のトラブルの原因と対策方法についてお話しします。
昭和町周辺の気候特性
降水量の多いエリアと少ないエリアの混在する山梨県ですが、昭和町は年間降水量が1000㎜程度の雨があまり降らないエリアとなっています。
風も弱く、盆地では日照時間も比較的長いのが特徴です。
昭和町周辺の気温は年間を通してほぼ全国平均値であるため、とりわけ寒いというわけではありません。
ただし山中湖や河口湖などは気温が低く、他のエリアと相当な気温差がでることがあるようです。
年間の平均湿度は全国平均よりかなり低く、冬から春にかけては空気が著しく乾燥します。
乾燥した空気の影響もあり、本州南岸を低気圧が通過する時は雪が降り、大雪になることもあります。
水道管の凍結や部屋の結露の原因と対策方法
今まで大雪を経験したことがない人が昭和町に引っ越してくると、雪かきや隙間風など、想像していなかったトラブルが多々あります。
その中でも特に多いのが、水道管の凍結と窓などの結露です。
気温が下がり、水道管の中で水が凍ってしまうことで起こるトラブルです。
水道管は凍結すると水が出なくて不便なのはもちろん、解氷業者に依頼するなど手間が掛かってしまいます。
しかも運が悪いと破裂してしまうこともあります。
例えば日中家に人がいて、こまめに水道を利用している場合はさほど問題ありません。
しかし夜寝ている間に気温がグッと下がり、水道管内が凍結し朝起きると水が出なくなってしまっているということは、起こりやすいトラブルです。
対策としては夜寝る前や、寒い日に家を長時間空ける場合などは、水道管の周りの水を落としておくことをおすすめします。
また、水道管の布を巻いておくだけでも、凍結を少しでも防ぐ手段となります。
トイレの洗浄便座など、水を落とすのが大変な場合は小型のファンヒーターを設置するといいでしょう。
また部屋の結露もよく起こる冬のトラブルです。
結露は室内と室外の気温差が高いことによって起こる現象で、家の中の気密性が高いほど、結露がひどくなります。
窓を開けて空気を動かしていればいいのですが、寒い冬に窓を開けっぱなしにしておくことも難しいのが現実です。
対策としては室内換気口の調整をして外気を少し多く取り入れるようにします。
また一日に一回は窓を大きく開けて、空気を入れ替えるようにしましょう。
まとめ
昭和町のような冬が厳しいエリアでは、雪が多い地域に住んだことがない方は想像もできないようなトラブルが起こりえます。
冬に備えて起こりうるトラブルとその原因と対策方法をきちんと把握しておくようにしましょう。
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