お引越し予定の方は、新たな土地で子どもと健やかに暮らしたいと思うのが普通ですよね。
しかし、いざというときの心構えはできていますか?
急に災害が発生したときに防災の知識や経験があれば、家族を助けられる可能性が高まります。
山梨県にお住まいの方で、中央市へのお引っ越しを検討しているかたにむけて、親子で訪れることのできる山梨県立防災安全センターがあるのです!
親子で災害について学べる!山梨県中央市の山梨県立防災安全センター
山梨県立防災安全センターでは、いざというときのための防災知識を取得したり、体験したりできる場が用意されています。
防災知識を得ると、地震や火災が発生したときにもすぐに動けますし、場合によっては近隣の人も助けられるかもしれません。
防災安全センターは、県民に知識を持ってもらい、被害を食い止めようという目的があります。
また、山梨県立防災安全センターには災害発生時に必要となる資機材を備蓄する施設もあります。
この施設は、実際に災害が発生したときに市町村にある保管分と併せて使用されるものです。
防災センターでは珍しい「亀裂断層発生システム」があり、直下型地震を分かりやすく模型で説明しています。
これまでに日本で起きた災害の歴史も学ぶことができるので、親も子も深く学べる場となっています。
消防車の写真が展示されたコーナーもあるので、車好きな方にもおすすめです。
普段ではなかなか見ることのできない施設なので、ぜひ見学することをおすすめします。
見学や利用方法ですが、基本的に入館から体験、講義、訓練などの費用は無料です。
個人でも利用できますし、学校などの団体学習でも利用できます。
1~5名ほどであれば事前の申し込みも必要ないので、気軽にそのまま遊びに行くことができます。
開園時間は9時~17時までです。
毎月第2・4日曜日と祝祭日、12月29日~1月3日まではお休みとなっているので注意しましょう。
親子で体験できる!山梨県中央市の山梨県立防災安全センター
施設内では、地震や煙について学ぶことができます。
地震は、震度1~7までの揺れを実際に感じることができ、過去に起きた兵庫県南部地震など5つの地震の揺れも再現しています。
煙は、煙が充満した部屋からの避難行動を体験できます。
ここで発生している煙は本物ではなく、コンサートなどの効果で使われている安全なものです。
そしてAEDを用いた心肺蘇生法を体験することもできます。
心停止を起こしている人に対して、救急車が来るまでにできる蘇生法をマネキンで学ぶことができるので、リアルに体験することができます。
まとめ
いざというときに、自分や家族、周りの人を助けられるようにしておくためには知識と経験が必要です。
地震大国日本に住んでいる以上は、いつ何が起きるかもわかりませんので、しっかりと準備しておくことで最悪の事態を防ぐことにつながります。
山梨県中央市の山梨県立防災安全センターにぜひ親子でお出かけしてみてください。