賃貸物件は引っ越しするのと更新するのとでは、どちらがお得なのでしょうか?
更新にはまとまったお金が必要になるので、契約満了の時期が近づくと、転居を検討したくなるかもしれません。
引っ越しと更新どちらがお得なのか、それぞれのメリットと費用について比較してみます。
賃貸は引っ越しと更新どちらがお得?それぞれのメリット
賃貸物件は引っ越しと更新のどちらがお得なのかを知るために、まずはそれぞれのメリットを確認しましょう。
▼引っ越しのメリット
・トラブルを解消できる
・新居にて心機一転できる
・断捨離できる
「家賃が高い」「日当たりが悪い」「ご近所さんとうまくいっていない」など、居住中の物件になにかしらの不満やトラブルを抱えているなら、転居によってメリットがあるでしょう。
自宅だけでなく周辺環境なども変化するので、心機一転して新生活を始められるのも魅力です。
また、荷物の整理によって断捨離でき、持ち物を整理整頓できますよ。
▼更新のメリット
・転居コストがかからない
・時間と手間がない
・家賃交渉できる
転居にかかるコストが発生しないので、大きなお金がでていく心配をしなくてすみます。
また、転居の準備をしなくてよいので、手間も時間もかからないのもメリットです。
更新は家賃交渉できるタイミングなので、うまく交渉できれば、これまでより家賃が安くなるかもしれません。
賃貸は引っ越しと更新どちらがお得?それぞれの費用
賃貸は引っ越しと更新どちらがお得なのか、それぞれの費用をチェックします。
▼引っ越し費用(約30万円/家賃7万円)
・前家賃と日割り家賃
・敷金と礼金
・保証会社利用料
・火災保険料
・仲介手数料
・退居時の精算費
・引っ越し会社への支払い
引っ越しには家賃の4ヶ月から6ヶ月程度のコストがかかり、ここに、退居時の精算費用と引っ越し会社への支払いが加わります。
敷金や礼金が0円だったり、フリーレント物件だったりする場合では、初期コストは1ヶ月から3ヶ月ほどです。
▼更新費用(約20万円/家賃7万円)
・更新料
・更新手数料
・火災保険料
一般的な目安価格は家賃1ヶ月分のようですが、物件はもちろん地域によっては、徴収しないケースもあるようです。
火災保険は2年契約している場合が多いので、更新とともに保険料を納める必要がでてきます。
まとめ
引っ越しと更新にはどちらにもメリットがあり、かかるコストは状況によって大きく異なります。
一般的にはそのまま住むほうが安価に収まりますが、初期コストや家賃価格によっては、転居のほうが安くなるケースもあるでしょう。
総合的判断して、どちらが自身にとってお得になるのか、よく検討してくださいね。