これから賃貸物件に住むことを検討しているなら、電子契約についても知っておくと良いでしょう。
賃貸物件に住むうえで契約は必須ですが、今どきはその方法にもいろいろあるのです。
今回は、電子契約とはどのようなものなのか、そしてメリットやデメリットについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
賃貸物件を借りる際の電子契約とは
賃貸物件を借りる際におこなう電子契約とは、オンライン上で結ぶ契約のことです。
国土交通省は2019年に「重要事項説明書等（35条、37条書面）の電磁的方法による交付（電子書面）に関する社会実験」をおこないました。
この結果を受けて2022年5月より、不動産の電子契約ができるようになったのです。
従来は書面かつ対面でおこなう必要のあった重要事項説明も、IT重説と呼ばれるオンライン上でおこなう仕組みが整ってきたため、外出せずとも不動産契約がおこなえるようになりました。
賃貸物件における電子契約のメリットについて
電子契約のメリットとしては、まず従来の契約でかかっていた書類申請などの費用がかからないことです。
また、以前は対面で契約しなければならないため、日程調整がむずかしい場合もありました。
しかし、オンラインによる電子契約であれば、移動することなく契約ができることから、日程調整もしやすくなります。
家にいながら契約を結べるため、外出を考えた調整は必要なくなるでしょう。
しかも、普段からパソコンやスマートフォンを使っている方なら、使い慣れているため手間もかかりません。
時間と労力を大幅カットできる面において、電子契約は大いに注目を集めています。
賃貸物件における電子契約のデメリットについて
電子契約には前述のようなメリットがあるものの、実はデメリットもあります。
まず、対面ではなく画面越しで会話をしなければならないため、全体像が見づらい点が指摘されています。
また、オンライン上では画面に契約書などをハッキリ写すことはできますが、同時のほかの書類を見ることがむずかしい場合もあるのです。
さらに、インターネットに馴染みが薄い方や、オンラインによる手続きに不慣れな方の場合には、最初は戸惑ってしまい、余計に手間がかかると感じることもあります。
ここは人によって意見が分かれるところで、今後の課題かもしれません。
まとめ
賃貸物件で部屋を借りる場合、インターネット環境があり、オンラインに慣れていれば電子契約が可能です。
今までは契約となると対面が原則でしたが、今ではオンラインで契約が完結できるようになりました。
賃貸借契約を検討している方は、電子契約を申し出てみてはいかがでしょう。
私たち富士山大好き不動産株式会社では、山梨県中央市・昭和町周辺の賃貸物件を多数取り揃えております。
住まい探しでお困りの方は、ぜひ弊社までお問い合わせください！
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
