賃貸物件では契約を結んで大家さんから部屋を借りている状態になるため、勝手に合鍵を作ることは認められていません。
どうしても作りたい場合は管理会社の許可を得たり、オリジナルの鍵が必要だったりするため、慎重におこなう必要があります。
ここでは、合鍵をつくる際の注意点や費用、どこで作るのかについて解説します。
賃貸物件で合鍵を作るときの注意点
まず、賃貸物件でスペアキーを勝手に作成することは原則禁止とされています。
賃貸物件では、鍵を含め物件に関わるものの所有者は大家さんです。
そのため、大家さんや管理会社に許可をもらったうえで作成するようにしましょう。
鍵の複製を作るためにはオリジナルの鍵が必要です。
複製に複製を重ねることで、形が少しずつ変わってしまうことを防ぐために、基本的に合鍵をつくるときはオリジナルを用意しておきましょう。
そのため、はじめに渡されている鍵はなくさないよう自宅で保管しておくことをおすすめします。
また、退去時ははじめに渡された鍵を含め、合鍵もすべて返却しなくてはならない点にもご注意ください。
賃貸物件の合鍵はどこで作れるのか
基本的に合鍵はホームセンターや鍵の専門会社、靴修理と鍵を扱うショップなどでおこないます。
前述したとおり、スペアキーをつくるときはメーカー純正の元鍵が必要です。
複製鍵で複製をつくることで、オリジナルのものとの誤差が発生し鍵が通らなくなるリスクがあるため、ショップによっては断られてしまうケースがあるからです。
また、鍵の種類によっては、すぐに作れないものもあります。
たとえば表面に凹凸があるディンプルキーは、複雑な構造のため、通常のお店では断られてしまう可能性があります。
こういった複製が難しい鍵はメーカーに直接作製依頼をするしかなく、一般的な鍵に比べ時間や費用がかかります。
賃貸物件で使われる鍵の種類や費用相場
賃貸物件で使われている鍵は主に3つの種類に分けられます。
1. ディスクシリンダー錠
鍵の両端が凸凹しているディスクシリンダー錠は、3つのなかでもっとも手軽に合鍵をつくることができます。
作成相場は、300円〜800円ほどで、作成時間は5分程度です。
2. ディンプルシリンダー錠
ディンプルシリンダー錠は表面が凸凹しているタイプの鍵で、セキュリティ性能が高いものになります。
作成相場は3,000円〜5,000円ほどかかり、ショップによっては作成を断られてしまう場合があります。
その場で作ることができたとしても、作成には60分程度かかるでしょう。
メーカー工場に依頼するとなると、数週間と時間がかかる場合があります。
3. ピンタンブラー錠
こちらは、鍵の片ほうが凸凹しているタイプの鍵で、5分~10分程度で作成でき、費用は1,000円程度です。
セキュリティ性の高いものは時間と費用がかかるので注意しましょう。
まとめ
合鍵をつくる際の注意点やどこでつくるのか、相場についてご説明いたしました。
しかし、スペアキーを何本も作るのは防犯上よろしくありません。
実際に、スペアキーを拾って不法侵入された事件が発生している例もあるため、合鍵をつくる際は慎重におこなうようにしましょう。
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富士山大好き不動産株式会社 メディア 担当ライター
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