賃貸契約を結ぶとき、さまざまな書類の提出を求められます。
その中には、用意するのに手間がかかる書類もあります。
スムーズに引っ越しを進めるため、家探しをする前に必要書類を確認しておきましょう。
賃貸契約の必要書類
無事に賃貸物件の入居審査が通ったら、重要事項説明を受けて契約書に署名・捺印します。
その際に用意すべき主な必要書類は以下の通りです。
●入居者全員分の住民票(マイナンバーの記載がないもの)
●印鑑、印鑑証明書
●源泉徴収票、支払証明書等(収入を証明する書類)
●家賃引き落とし口座、銀行印
●連帯保証人の住民票、印鑑証明書、収入を証明する書類、承諾書
住民票および印鑑証明書は自治体の窓口で発行します。
実印の登録をしていないときは、まず印鑑登録をしてください。
基本的に登録は即日完了しますが、直接窓口へ行けない場合などには日数がかかるため、早めに準備しておきましょう。
特に収入を証明する書類については、入居審査の段階で必要な場合があるため注意が必要です。
そして学生や新社会人で、安定した収入がまだ無いような方は、保護者など収入がある人を連帯保証人に立てます。
なお連帯保証人に関する書類は、家賃保証会社を利用する際は不要です。
このほか契約締結時には、初期費用(敷金、礼金、前払い家賃、火災保険料等)がかかります。
初期費用はおおむね家賃の4〜5ヶ月分が必要です。
契約によっても異なりますが、家賃は締結後1〜2週間後から発生することが多いです。
退去予定の家も引っ越しするまでは家賃が発生するため、新居はフリーレント物件を選ぶと費用が抑えられるのでおすすめです。
賃貸契約後の流れ
●現住居の退去手続きをする
新居の賃貸契約が完了したら、速やかに現住居の退去手続きをしてください。
通常、大家への退去連絡は1〜2ヶ月前までに行います。
解約日までは家賃が発生する点に注意しましょう。
●ライフラインの解約、開通手続き
電気、ガス、水道の解約および新居での開通手続きをします。
届出はインターネット、電話で各会社に申請してください。
電気と水道は、基本的には引っ越し当日から使用できるようになります。
なお新居におけるガスの開通は立ち合いが必要なので、引っ越し当日からガスを利用するなら遅くても1週間前までには手続きをしてください。
引っ越し前後は何かと忙しくなるので、必要書類の準備と並行して進めましょう。
まとめ
賃貸契約における主な必要書類と入居の流れを解説しました。
気に入った物件が見つかると、手続きを一気に進めることになります。
家を決めてからでは慌ただしくなるので、準備できる書類は事前にまとめておくのがおすすめです。
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