昨今、当たり前のように設置されているエアコンですが、実は賃貸物件によっては設置されていない部屋があります。
また、賃貸物件に初めから付いていたエアコンが壊れた場合、必ず修理してもらえるわけではないことも、あまり知られていない事実です。
今回はそんな、賃貸物件に設置されているエアコンについて、まとめてみました。
入居前に確認すべきエアコンのポイント
まずは、エアコンは賃貸物件に必ず設置されているものでは無いということを把握しておかなければなりません。
なんだか家賃が相場よりも安いと感じたら、エアコンが無かったというのは、よくある話です。
また、どのようなエアコンが、どのような場所に設置されているかについても、確認しましょう。
１LDKなどで1台しかエアコンがない場合、アパート全体への風通しが良くなければ非常に暮らしにくいといえます。
エアコンにも種類があり、一般的な壁掛け式の物以外にも、窓への埋め込み式の物もあります。
また、エアコンの製造年月についても注意が必要です。
あまりにも古いエアコンだと、電気代が高騰しやすく、家計への負担が大きくなってしまいます。
設置されているエアコンは残置物の場合もある
賃貸物件に初めから設置されているエアコンの場合、もう一つ重要な確認ポイントがあります。
それは、そのエアコンが前の入居者が残していった残置物なのか、大家さんの設備なのかという点です。
部屋の荷物が残っていることはあり得ませんが、エアコンやカーテンなどが残されているケースはあります。
大家さんの設備であれば、賃貸物件の一部とみなされるため、管理会社や大家さんに修理点検の義務が発生しますが、前の入居者が勝手に置いていった残置物だと、管理会社や大家さんに修繕の義務はありません。
つまり、万が一壊れても修理を負担してもらうことはできず、自分でなんとかしなければいけないということになります。
残置物なのか設備なのかについては、契約の際に説明を受けることになっていますし、契約書にも記載のある内容ではありますが、あらかじめ確認するとエアコンについてのトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。
まとめ
賃貸物件を借りる際には、エアコンの位置や製造年月だけではなく、その建物の設備なのか、前の居住者の残置物なのかについても確認する必要があります。
万が一の際に自己負担とならないためにも、契約書等を含め、必ず確認しておくべき内容といえるでしょう。
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