賃貸物件でも、できるだけ防寒対策を心がけたいですよね。
この記事では賃貸物件への入居を検討している方向けに、防寒対策を考えた物件選びのポイントと、部屋が寒い場合における対策グッズについて紹介します。
防寒対策を考えた賃貸物件選びのポイント
防寒対策という視点から賃貸物件を選ぶためには、次のポイントに着目して物件選びを行うとよいでしょう。
<必要な場所に適切な厚みの断熱材を施工しているか>
具体的には、外壁や床下、屋根といった外気に接触する各場所に応じて、最適な厚みの断熱材を切れ目なく施工しているかがポイントです。
<「住宅性能表示制度」で断熱性を確認>
法に基づき10分野における評価軸から住宅の性能を評価した「住宅性能表示制度」を利用しているマンションなら、防寒などの断熱性を簡単に判別できます。
断熱性能については、住宅性能表示制度の5番目の項目である「省エネルギー対策」を確認します。
省エネルギー対策は「温熱環境」(1~4等級)と「エネルギー消費量」(1~5等級)に分かれており、どちらも等級の数字が大きいほど断熱性能が高いです。
<窓ガラスは複層ガラス以上を選ぶ>
複層ガラスはガラス2枚の間に空気を挟んで閉じ込めることで、ガラス1枚の単板ガラスよりも高い断熱性を実現しています。
暖かい空気は窓ガラスから逃げることが多いため、防寒対策のためには複層ガラス以上の窓ガラスを選ぶことが大切です。
賃貸物件でもできるグッズを使った防寒対策
賃貸物件へ入居後に部屋が寒くて悩んでいる場合、次のようなグッズを使って防寒対策することもできます。
冷気は窓やドアを経由して忍び込んでくるので、窓やドア自体の断熱性を上げるため断熱シートやカーテンをつけたり、隙間をテープなどでふさいだりするのが効果的です。
また、フローリングの床が冷えていると寒さを感じるため、ホットカーペットなどを敷きましょう。
<窓用防寒対策グッズ>
・窓に断熱シート、なければ緩衝材(プチプチ)を貼る
・断熱カーテンをつける
・サッシ枠に断熱テープを貼る
<ドア用防寒対策グッズ>
・ドアに断熱シートを貼る
・ドアの下や戸あたりの隙間を、隙間テープやストッパーでふさぐ
・玄関と部屋に仕切りがない場合、カーテンなどで仕切りを作る
<床用防寒対策グッズ>
・床にホットカーペットを敷く
・床の冷たい部分を断熱ボードで囲んだり、カーペットの下に断熱シートやアルミマットを敷いたりする
まとめ
賃貸物件でもできるだけ寒さを感じない部屋に住むためには、防寒対策を意識した物件選びが大切です。
実際に入居した後に部屋が寒くて困っている場合には、グッズを効果的に活用した防寒対策を心がけましょう。
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