賃貸物件を探すときに保証人についての知識があると、物件探しがよりスムーズに進められます。
物件の選択肢を絞る際のポイントの一つにもなるので、これからお部屋探しをする方は、保証人について知っておくとよいでしょう。
この記事では、保証人とは何か、そして保証人不要物件のメリットとデメリットについてご紹介します!
賃貸の保証人とは?不要物件はなぜあるのか
多くの賃貸契約で必要とされる保証人ですが、物件によっては不要なケースもあります。
保証人とは、家賃滞納が発生した際に、契約者の代わりに支払い義務を負う人物です。
ほとんどの場合、65歳以上で契約者より収入が多い方が条件となっています。
入居審査の際に、源泉徴収票や確定申告書などの提出をして、入居者と同様に収入を証明するのが一般的です。
しかし、近年では保証人不要物件が増えており、保証会社への加入で賃貸契約できる物件もあります。
保証人不要物件が増えている背景には、空室対策の一手段として認知され始めていることが挙げられます。
競合物件の多さや立地条件といった問題から入居者が集まりにくい物件に導入されるケースが多いようです。
保証人を見つけることが難しい入居希望者が賃貸契約でき、契約者が保証会社に加入すれば、家主側の家賃収入も保証されるシステムなのです。
保証会社利用の有無は物件によって異なるので、詳細は不動産業者へ問い合わせてくださいね。
賃貸の保証人不要物件を借りるメリットとデメリット
賃貸の保証人不要物件を借りるメリットとデメリットを、2つずつご紹介します。
▼メリット
・保証人を探さなくてすむ
・契約手続きが早い
保証人を探す手間がなく、自分だけで賃貸契約できるのが、保証人不要物件の大きなメリットでしょう。
また、自分のもの以外の必要書類を準備したり、保証人と連絡を取り合ったりする必要がないので、手続きが比較的早く進みます。
▼デメリット
・月々の支払いが割高になる可能性がある
・物件に問題がある可能性がある
家賃保証会社への加入を必要とする物件が多いので、保証会社との契約手数料によって、月々の支払いが割高になるケースがあります。
また、通常の入居審査に加え、保証会社の審査も受ける必要がでてきます。
さらに、保証人不要物件は空室対策として導入されることが多いため、すぐに借り手がつくような人気物件はあまりなく、なんらかの問題がある場合もあります。
保証人不要物件を借りる際は、その物件の条件が自分に合っているかをきちんと確認しましょう。
まとめ
賃貸の保証人不要物件は保証人を探す必要がなく、手続きを簡素化できるという便利な側面もありますが、保証会社への加入により月々の支払いが増える、物件に問題がある可能性があるといった注意点もあります。
賃貸物件を探すときに保証人不要物件を視野に入れる場合は、不動産会社にしっかり相談することをおすすめします。
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