古いからデメリットが多いわけではなく、築年数がたっているがゆえのメリットもある築古物件。
賃貸物件を探す際、築年数から探すという人も多いのではないでしょうか。
築年数の古い賃貸物件のメリット・デメリットや、良い物件の見分け方や内見のチェックポイントについてみていきましょう!
築年数の古い賃貸物件のメリット・デメリットとは?
築年数の古い賃貸物件のメリット・デメリットを3つずつご紹介します。
▼メリット
・家賃が比較的安価
・物件数が多い
・リノベーション物件もある
築古物件は家賃が低い傾向なので、同じ立地や間取りでも安価で住める可能性が高いです。
新築物件に比べて物件数が多いので、お部屋探しの選択肢が広くなり、駅近などの人気エリアに低価格で住めるかもしれません。
物件によってはリノベーションやリフォームで、新築と遜色ない状態の建物もあり、新築より安くきれいなお部屋を借りられます。
▼デメリット
・耐震性が低い可能性がある
・設備が古い
・害虫が発生しやすい
築年数や改修工事の有無によっては耐震性が低く、退居時にトラブルに発展しないよう、不具合箇所を大家さんと共有しておきましょう。
トイレや浴室、キッチンなどの設備も古いため、最新設備と比べると、生活利便性が劣るかもしれません。
ゴキブリやシロアリなどの害虫発生リスクも高く、通り道や巣を形成している場合もあるので注意しましょう!
築年数の古い良い賃貸物件の見分け方と内見時のチェックポイント5選
築年数の古い良い賃貸物件の見分け方2つと、内見時のチェックポイントを築年数ごとにみていきましょう。
▼良い築古物件の見分け方2選
・メンテナンスがきちんと実施されている
メンテナンスを定期的に実施している物件は、築年数が古くても建物の状態が良いケースが多いです。
・エントランスなどの共用部分がきれい
共用部分の掃除が行き届いていれば、きちんと管理されている可能性が高いでしょう。
▼内見時のチェックポイント3選
・築15年まで
建物や設備の劣化が始まる時期なので、故障や不具合がでた際の対応を確認しておきましょう。
・築16年~25年まで
管理方法や大家さんの考え方によっては、最低限の修繕しかしない物件があります。
退居時にトラブルに発展しないよう、不具合箇所を大家さんと共有しておきましょう。
・築26年以上
水道管などの見えない箇所の劣化も始まっている可能性があります。
不具合が生じた際の緊急連絡先やリフォームの予定を尋ねておくのがおすすめです。
まとめ
築年数の古い賃貸物件は、メリット・デメリットや内見ポイントを押さえてからお部屋探しを始めましょう。
物件数が多いので、掘り出しものが見つかるかもしれませんね!